引っ張り構造の新型 ハウス (特許取得済み)★コスト1/2 ★構造計算済み
■引っ張り型構造の新型ハウスの提案
引っ張り型ハウスとは、ハウスの骨組に対して、ハウスをワイヤーで引っ張ることで、ハウスフィルムを押さえつけつつ
強風の揚力にも耐えうるように構造化したハウスです。
■開発の経緯
●私どもでは、農業の収益化の最初の要件として、イニシャルコスト低減を目指して、実際の圃場、保有設備環境の中で
幾つかの自開発と試作試行を行ってまいりました。
基本特許および、一部周辺特許も取得し実現にいたりました。
●試作運用の20aのハウスは2015年10月に完成し、既に2年の栽培を終え、現在5年目の栽培(定植)に入っております。
昨年含め4年の中で台風4回、降雪80cm近くも3回経験し、現在も安定栽培を行っております。
詳細については、別途お問い合わせください。
■基本的な構造概略図
特徴点、期待効果(一部実証済み)、留意点 です
■特徴点
@設備全体コストが 従来(設備全体コストとして農水省様の定義される1h 約4億円\の1/2)
・部材コストが安い=一部市販材使用も可能です
・加工コストが安い=大型重機など不要です (★弊社試作ハウスはシルバー4名で建設しています)
・建設場所を選ばない=傾斜地でも、建屋が高い用途にも可能です(例えば電信柱でも使えます)
ナシ地のフッ素フィルムを用いることで、変則地形にも対応可能になります。
⇒ 参考の実証実験ハウス写真を参照ください。
A耐候性に優れる
・骨材が少なく、太陽光の入射量が増加。透過率 想定90%以上(弊社簡易換算)。
・耐風速 35m以上(簡易計算上)、耐雪 3m以上(簡易計算上)
・雪によるハウス側面からの圧雪でのハウス倒壊防止機構あり。(本機構も特許済み)
B環境に優しい=環境負荷が少ない
・解体も容易でかつ、骨材などリサイクル品が多く廃棄物が少ないため、環境負荷の少ない建物になります。
■効果
@ハウス建設でのイニシャルコストが大幅に低減でき、投資回収も早められます。(実績あり)
Aハウスのコストが下がるの、フィルムなど高性能利用が可能となり、修繕などのランニングコストも低減。
B光の透過性が良く、植物の光合成促進になり収量増加に寄与します。(2年間の実績あり)
C
■留意点
@ハウス規模 20a以上が望ましい。 = 引っ張りワイヤー領域としてハウス周辺それぞれ約1m確保が必要です。
写真(一部ですが)
■
実際に栽培運営しているハウスの写真です (12mx60m x3連棟)
・4年間の風雪にも耐え、引っ張りワーヤーの引っ張り強度での 弛み は見られません。
■太陽透過率の高いハウス (中間骨材が少ない)
■南から北方向を見た画像
■定植風景 2017年度 (明るい) 3年目 9月
■降雪の実画像 側面(2017年度)2年目の冬
■降雪の実画像 褄面(2017年度)2年目の冬